皆さんは「相続」について、考えたことがありますか?
少なくともこのサイトをご覧になっている皆さんは、相続に興味があるか、もしかしたらもうすでに相続の問題に直面しているのかもしれません。
相続は、本人はもちろんの事、家族にとっても重要な問題になります。
人の死(相続の発生)は、予測できず突然訪れることの方が多いものです。いざという時、慌てたくはないですよね…?
誰だって自分の財産は、引き継ぐべき人にきちんと引き継いでもらいたいものです。相続をスムーズに進めるにあたって、日頃の家族間のコミュニケーションは大切な要素となります。
円満な関係性を築いていくことは、家族間での『争続』とならないまず初めの一歩といえるでしょう。
それからご自身の周りの状況に、目を向けてみて下さい。
自分の相続人は誰になるのか、資産・負債をどのくらい所有しているのかなどをゆっくりと整理しながら確認をしてみましょう。相続に関する基礎知識について、以下にわかりやすく書いてみました。
ご本人からみて、
などを指します。
※配偶者は、必ず相続人になりますが、2以下の組み合わせは、条件によって変わってきます。
簡単に言うと持っていてうれしいものです。言わば、プラスの財産です。現金・預金、不動産、株式、貸付金(他人や会社へ貸しているお金)、保険金などが代表的な例になります。
持っていてあまりうれしくないものです。
マイナスの財産ですね。
借入金(他人や金融機関などからの借金)、未払金などが代表的な例になります。
皆さんは相続税と聞いたら、「きっと特別なお金持ちの方のみがするものだ」と思い込んでいませんか?実は、平成27年に相続税の法改正があり、相続の時に税金のかからない基礎控除と呼ばれる枠が大幅に縮小されました。それに伴い相続税の対象となる方が、改定前の2倍近くにも増加しました。
(平成29年12月熊本国税局調べ)
法定相続人が1人である場合、税金のかからない枠が改定前は6,000万円であるのに対し、改定後は3,600万円までに減ってしまった事になります。グラフでも、平成27年分から課税対象被相続人数が、極端に増加していることがお分かりになると思います。
「もしかしたら私も…」と思われたら、まずはご相談下さい。
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